人を思いやる心づくり・むらづくり

渡慶次集落と渡慶次自治会

渡慶次の位置

沖縄の玄関口である那覇空港から沖縄本島を北へ車で約1時間ほど走ると、渡慶次集落のある読谷村へ到着する。

読谷村は、沖縄本島の中部地区に位置しており、24の集落(字)から構成される日本一人口の多い村である。(2021年10月現在、41,801人)

字渡慶次は村の北西部に位置しており、面積は約107ha、村内で12番目の広さを持つ字であり、2015年10月末現在の人口は1,749人、世帯数は615世帯である。

字渡慶次の運営を担っているのは渡慶次自治会であり、2016年度(平成28年度)の自治会員数は1,237人、世帯数は453世帯となっている。

渡慶次自治会の組織図

渡慶次自治会は法人格を有する団体であり、自治会員の戸主が集まる「総会」で、すべての自治会活動を決定している。

自治会長は選挙で選出され、事務局の区長を兼任するため、普段は区長と呼ばれることが多い。

活動を行政的に支援するのは事務局であり、事務局を核にしてさまざまな機関が連携して活動を推進している。

そして、自治会活動の中心はやはり自治会員であり、会員はさまざまな団体やグループを結成し活動を行っている。

会では2021年現在、15の団体が活動を行っており、年中常に活発に活動を行っている。自治会では自治会から補助的に活動予算を支援している団体を「補助団体」と呼び、それ以外の団体を「任意団体」と呼んで区別している。