続 渡慶次の歩み
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第10章 平成17年度(第44回)農林水産祭「天皇杯」受賞

5 渡慶次伝統芸能(一部) の紹介

 
 司会:仲村渠※※
 地謡:嘉数※※、山内※※、知花※※、山内※※
 

丸数字-16px-太-01子ども達の三線演奏

 演奏:玉城※※、与那覇※※、安田※※、福地※※、
    山内※※、澤岻※※、新垣※※、儀間※※、
    新垣※※、福地※※、山内※※
 指導:大城※※
 子ども達に琉球独特の三線音楽を継承させると同時に子ども獅子舞クラブの地謡養成のため、獅子舞クラブOBの大城※※が毎週1回、集落センターで三線教室を開設している。教習生は幼稚園児から6年生までの13名で、初級と中級に分けて指導している。
 
*料理配膳
 いぶし銀会(デイサービス)ボランティアによる料理紹介 新垣※※
 地域における特産品を生かし、身近な食材で昔ながらの琉球料理として献立した。
 長寿県沖縄といわれているが、長寿と食生活との関連はやはり沖縄独特の野菜・野草・海草類などを含む食材にあり、これが長生きの秘訣になっていると考えられる。
 いぶし銀会では、月2回ボランティアの方々が郷土食をそれぞれの味を生かしつつ、高齢者の口に合うよう調理している。
〈おしながき〉
 ソーキ汁・・ソーキ、冬瓜、こんぶ
 ご飯・・黒米
 揚げ物・・魚の揚げ物、紅イモ天ぷら、揚げ豆腐、ゴーヤー天ぷら
 炒め物・・千切りイリチャー
 酢の物・・ゴーヤー、赤毛瓜漬け物、もずく
 
100312-おもてなし当日の献立
おもてなし当日の献立から
 
 デザート・・果物パパイア
 その他・・紅イモもち、ゴーヤーちっぱん、パパイアちっぱん、パパイアゼリー、サーター天ぷら、ゴーヤージュース、しそジュース
 

 丸数字-16px-太-02上り口説

 踊り手:儀間※※、儀間※※(青年会) 1609年の薩摩の琉球への侵攻後、薩摩と琉球との関係で多くの役人が往来するようになった歴史的背景から生まれた舞踊である。
 琉球から薩摩までの道程の情景や胸中を織り込んで詠んだ七五調の歌詞を口説(くどぅち)節に振り付けたもので、今は懐かしい風物が歌詞の中に挿入されて、旅路の進行が臨場感をもって浮かんでくる。踊りの所作には、空手の型も取り入れられるなど、きびきびとして凛々しく活発なニーセー踊りになっている。
 

 丸数字-16px-太-03獅子舞

 獅子ワクヤー:玉城※※
 獅子:仲村渠※※、玉城※※
 渡慶次の獅子舞は約250年余の歴史がある。無病息災を祈願し、区の守護神的な存在である。
 
100313-視察団歓迎の獅子舞
視察団歓迎の獅子舞
 
 旧暦の7月16日、8月15日は必ず獅子舞を演じている。最近では、渡慶次まつりプログラムの最初と最後に獅子舞を組んでいる。それは、まつりが首尾一貫うまくいくようにとの願いが込められているからである。獅子の毛には戦後、ナイロンロープをほどいたものを使用し、切れにくく腐らない丈夫な獅子に生まれ変わっている。
 

 丸数字-16px-太-04渡慶次子ども獅子舞

 出演:山内※※、大城※※、儀間※※、山内※※、仲村渠※※、儀間※※、仲吉※※、国吉※※、長浜※※、新垣※※、山内※※、渡名喜※※、伊礼※※、山内※※
 平成5年の9月に、渡慶次の伝統芸能である獅子舞を次世代を担う子ども達へ継承させるために結成された。毎週公民館において練習が行われている。
 獅子舞を通じて県内外のいろいろなイベントに出演し、文化交流事業も盛んに行われており、子ども達は様々な出会いや経験をしている。また、国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ(キジムナーフェスタ)、全島獅子舞フェスティバルや沖縄サミットでの首脳歓迎式などの大舞台でも好評を博した。NHK番組の「欽ちゃんとみんなでしゃべって笑って」等のテレビ番組へも出演した。
 現在の会員数は小中学生合わせて約40名となっている。
 
100313-子ども獅子舞
天皇杯受賞祝賀会での子ども獅子舞
 

 丸数字-16px-太-05山芋スーブの歌

 踊り:當山※※、山城※※、玉城※※、玉城※※、棚原※※、儀間※※(婦人会)
 山芋づくり同好会が結成されて、2004年(平成16)で10周年となり、その記念事業の一環として会員から琉歌を募集し、それをもとに歌詞ができあがった。作曲及び唄三線は民謡歌手の山内※※が担当し、ハヤシに大城※※、大城※※、振り付けに當山※※で、すべて渡慶次出身者があたった。その甲斐あって、唄・三線・振り付けと共に大好評を博し、村内外でも披露する機会を得ている。今回は當山※※と共に婦人会が踊る。
 

 丸数字-16px-太-06アイ ラブ オキナワ

 踊り:仲村※※、山城※※、大城※※、安田※※、儀間※※、儀間※※、大城※※、与那覇※※、山城※※、宮城※※、玉城※※、大城※※(青洋会)
 島歌ポップスの歌い手である玉城※※の作詞作曲した「アイ ラブ オキナワ」を、青洋会(渡慶次老人クラブ)の定期総会で二班の会員が披露した。それから会員相互で振り付けを手直しし、読谷村老人クラブ芸能大会に出演した演目である。
 

 丸数字-16px-太-07三線早弾き

 渡慶次子ども獅子舞クラブ
 高校生:町田※※、大城※※、大城※※、宮平※※
 中学生:宮里※※、上原※※、山内※※、町田※※、宮城※※、儀間※※
 上記出演者は小中学生の頃から子ども獅子舞の地謡として常に獅子舞の交流事業にも参加している。読谷まつり「受け継ごう、読谷(ふるさと)の心」と題された小中学生の合同演奏会でもリーダーシップを発揮しているメンバーである。
 中でも高校生4名は、学業の傍ら三線に精進し、全員が古典音楽コンクールで「新人賞」、民謡でも「優秀賞」を受賞しており、中学生への指導も行っている。
 
 

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